引っ越し

賃貸物件に住むとなったら必ず必要になる引っ越し。いつ頃引っ越すのが良いのか、またおすすめの時期はあるのか。引っ越しについての情報が記載されている記事をまとめました。
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2022.12.21 2025.07.25
内見とは?賃貸の内見で見るべきポイントや流れ、持ち物をご紹介
賃貸を借りるときに行う内見とはどういうものかご存じでしょうか。初めての一人暮らしや同棲を考えている方に向けて、賃貸の内見で見るべきポイントをはじめ、内見までの流れと当日の流れ、必須の持ち物や持っていくと便利なアイテムをご紹介していきます。 目次 1. 内見とは? 1-1. 内見の重要性 1-2. 内見と内覧の違い 2. 内見までの流れと内見の流れ 3. 1物件あたりの内見でかかる時間 4. 内見で見るべきポイント 4-1. 設備 4-2. 環境 4-3. 騒音や生活音 4-4. 水回り 5. 物件周辺で確認すべきポイント 6. 内見に必須の持ち物 7. 内見で持っていくと便利なアイテム 8. まとめ 内見とは?内見とは物件探しの際に部屋を見学することを指し、関西などでは同じ意味で「内覧」と呼ぶこともあります。内見をせずに部屋を契約すると、思っていた部屋では無かったと失敗してしまうことがあります。失敗したからと言って、すぐに引っ越したいと思ってもお金や時間がかかりますし、退去予告も必要です。その上、最低でも1~2年は契約期間であるため、違約金が発生することもあるでしょう。WEB上にある情報や、不動産会社に教えてもらった情報だけでは見えないことも多いため、実際には部屋がどのようになっているのか、自分の目で確かめることが内見の目的です。内見をするのにお金は必要なく、必ず契約しなくても良いため、気になっている物件があれば不動産会社に連絡して内見をさせてもらうようにしましょう。しかし、不動産会社が忙しくなる2~3月などの繁忙期では、良い物件が埋まってしまったり、内見の予約が取り辛くなってしまいがちなので、早めに相談することが大切です。また、内見当日は1件だけではなく、複数の物件を見て回ることが一般的であるため、他にも気になっている物件があれば併せて伝えるようにしましょう。内見の重要性賃貸物件や購入予定の不動産を選ぶ際、内見は最も重要なプロセスの1つといえます。写真や間取り図だけでは分からない、実際の住み心地や生活のしやすさを確認できる貴重な機会だからです。内見をすることで、物件の状態を細部まで確認できるだけでなく、実際の空間の広さや日当たり、音の響き具合なども体感することができます。インターネットの情報だけでは気づけない、物件の良い点や気になる点も見つけやすくなりますよ。特に重要なのは、実際に物件に足を運ぶことで得られる「肌感覚」です。写真では分からない気になるニオイや、廊下の広さ、設備の使い勝手なども直接確認することができるでしょう。また、物件周辺の環境や、最寄り駅からの道のりなども実感を持って把握できます。内見と内覧の違い内見と内覧は、言葉こそ違いますが厳密な意味の違いはありません。一般的には、賃貸物件において事前に家の状況を見ることを「内見」と呼び、新築物件やモデルルームにおいては「内覧」と呼ぶケースが多いです。明確な違いはありませんので、気にする必要はないでしょう。内見までの流れと内見の流れ内見までの流れと内見当日の流れは以下の通りです。 1日でまとめて数件見られるように候補を決める 事前に不動産会社に連絡して予約する 日時と集合場所を決める 当日は不動産会社の車で移動することが多い 内見後は不動産会社に戻る先述した通り、まずは1日で複数の物件を見て回れるように候補を決めましょう。平均では1日に2~3件程度見て回ることが多いですが、同じエリア内であれば4~5件程度見ることもあります。特に有力候補の物件であれば、周辺や設備周りも見て回ることもあり、思っているよりも時間がかかってしまうこともあります。候補に優先順位をつけて不動産会社に相談するようにして、当日内見で回るルートなども検討してもらうようにしましょう。候補が決まったら不動産会社に連絡して、内見したい物件の候補を伝え、内見の日程と集合時間を調整します。もしも、気になっている物件を内見することができない場合は、似た間取りの物件を探してもらい、イメージだけでも見ておけるようにすると良いでしょう。当日は不動産会社の車で各物件を回っていくことが多いため、集合場所も基本的には不動産会社に集合することが一般的です。一通り内見が終わったら一度不動産会社に戻ります。内見した中で良いと思った物件があればそのまま契約に進みますが、無ければ次回内見したい物件について相談します。また、住みたい物件の条件も内見を終えると変わることがあるので、その条件を伝えておいたりするなど、次の相談をしておくことで、契約に至らなかったとしてもスムーズに次の物件探しが進むでしょう。1物件あたりの内見でかかる時間1物件あたりの内見には、30分~1時間程度の時間をかけて見ていきます。その中でも、見ることができなかった物件の間取りをイメージできるように内見することもあるため、そういった場合は短い傾向にあります。候補の中でも特に気になっている物件の場合は契約する可能性も高いことから、細かく見たい場合は共用部分の確認もするため、その分内見の時間が長くなる可能性があると言えるでしょう。内見で見るべきポイント内見でチェックすべきポイントについて、項目別に詳しく解説します。設備部屋の設備は生活の質に直結するため、内見時には特に注意深くチェックする必要があります。古い物件と新しい物件では設備の充実度が大きく異なることもあるので、細かな確認が重要になってきます。主なチェックポイントは、エアコンの設置状況や給湯設備、照明器具の有無です。特にエアコンは後から取り付ける場合、工事費用が別途必要になりますから、既存設備として付いているかどうかは家賃以外の初期費用に影響してきます。キッチンでは、コンロの種類(ガス・IH)やコンロ台の広さ、収納スペースを確認しましょう。調理スペースが狭いと日々の料理が不便になってしまいます。また、換気扇の動作具合も大切なポイントです。環境内見時に確認すべき環境面のポイントは、住まいの快適さを大きく左右する重要な要素です。実際に物件を訪れることで、生活環境の細かな部分まで確認することができます。まず日当たりは、部屋の居心地を決める重要なファクターになります。内見時は必ず窓を開けて、自然光の入り具合をチェックしてみましょう。日中でも暗い部屋は、結露やカビの原因になることもあります。風通しも重要なポイントです。2方向以上に窓があると、空気の入れ替えがスムーズにできて快適に過ごせます。窓を開けて実際に風の通り道を確認してみてください。エアコンの効きにも影響してくるので、夏場の電気代にも関係してきます。眺望も生活の質に関わってきます。向かいの建物との距離や、ベランダからの景色を確認しましょう。特に1階の物件は、通行人の視線が気になることもありますから、カーテンを閉めた状態でも圧迫感がないかチェックすることをおすすめします。騒音や生活音内見時の騒音チェックは、快適な住環境を確保するための重要なポイントです。実際に物件で音の様子を確認することで、将来の生活の質を大きく左右する判断ができます。騒音や生活音の確認は、できるだけ長い時間滞在して慎重にチェックすることをおすすめします。特に集合住宅では、上下左右の住戸からの音が気になることがあります。具体的には、窓を閉めた状態と開けた状態の両方で、以下のような音をチェックしてみましょう。・道路からの車やバイクの走行音・電車や飛行機の騒音・階段の足音・廊下の生活音また、建物の構造によっても音の伝わり方は大きく異なります。木造アパートは音が伝わりやすい傾向にありますが、鉄筋コンクリート造は比較的防音性が高いとされています。内見時には壁や床を軽くノックして、どの程度音が響くかを確認するのもよいでしょう。上階からの足音が気になる場合は、できれば夕方以降の生活時間帯に再度内見することをおすすめします。水回り水回りの状態は快適な暮らしを左右する重要なポイントです。内見時にはしっかりと確認していく必要があります。水回りのチェックで最も重要なのは、水の出具合と排水の状態です。キッチン、お風呂、洗面所、トイレなど、すべての蛇口をひねって水圧をチェックしてみましょう。お湯が出るまでの時間や温度調節機能も確認することをおすすめします。排水口からは異臭がしないか、水はスムーズに流れるかもポイントです。排水が詰まりやすい状態だと、後々の生活に支障が出てきます。洗面台やキッチンシンクの排水は必ず実際に水を流して確認させてもらいましょう。浴室では、換気扇の動作や追い焚き機能、浴室乾燥機の有無もチェックです。カビ防止のために換気性能は特に重要で、窓の位置や大きさも確認のポイントとなります。物件周辺で確認すべきポイント物件周辺の住環境や施設は毎日の生活に大きく影響するため、しっかりとチェックする必要があります。まず、スーパーマーケットやコンビニエンスストアなどの買い物施設が徒歩圏内にあるかどうかは重要なポイントです。特に生鮮食品を扱うお店までの距離は、日々の買い物の負担に直結します。通勤・通学ルートの確認も欠かせません。最寄り駅やバス停までの道のりを実際に歩いてみることで、坂道の有無や街灯の設置状況、人通りの多さなども把握できます。雨の日や夜道の安全性も意識してチェックするといいでしょう。生活利便施設としては、以下のようなポイントも確認しておきたいところです。・病院やクリニック・郵便局や銀行のATM・公園や図書館・クリーニング店・飲食店また、周辺の住民層や街の雰囲気も大切です。学生が多い地域なのか、ファミリー層が中心なのかによって、騒音や治安も変わってきます。不動産会社のスタッフに地域の特徴を聞いてみるのもよいでしょう。内見に必須の持ち物内見で必須の持ち物としては、メジャー(スケール)、間取り図、スマートフォンなどのアイテムが挙げられます。メジャーなどの長さや幅を測ることができるアイテムは必須であると言えるでしょう。設置したい家具や家電の配置を引っ越しまでに考えたくても、図面では正確な寸法が記されていないことから、内見の時点である程度測っておくと便利です。なるべく3~5m程度のメジャーを持参しておくことで測りやすくなり、また金属製のものは高さなどを調べる際に折れないため、より正確な長さを測ることができます。測った寸法を記入できるように、間取り図を印刷して持参しておくことも大切です。図面からは見えづらい柱や天井までの高さ、収納スペースなどの寸法を控えておくと、引っ越しまでにレイアウトを考えられたり、必要な家具や家電を揃えやすかったりします。寸法を記入するためにメモ用紙を持参する方もいるかと思いますが、間取り図に直接書き込む方が、後から見返す時にわかりやすいためおすすめです。最後に、忘れることは無いかと思いますが、スマートフォンも必須アイテムのひとつです。連絡の手段として使用するのはもちろんのことですが、スマートフォンで写真や動画を撮っておき、寸法を書き込んだ間取り図と一緒に見返すことで部屋内部を思い出しやすくなります。内見で持っていくと便利なアイテム必須と言うほどではありませんが、内見で持っていくと便利なアイテムは以下の通りです。 バインダー スリッパ 動きやすい服装 懐中電灯 コンパス カメラバインダーは間取りに測った寸法やメモを記入する時に便利です。床に埃が溜まっていることもあるため、スリッパを持参しておくこともおすすめです。しかし、物件によってはスリッパが用意されていることもありますので必須ではありません。また、複数の物件を回ったり、部屋内部の寸法を測ったりと、内見当日は動き回るため、動きやすい服装がおすすめです。便利なアイテムに挙げた懐中電灯をはじめ、コンパスやカメラはスマートフォンで代用が可能なため、事前にアプリをインストールしたり、使い方をチェックしておいたりするようにしましょう。まとめ内見とは何か、賃貸の内見で見るべきポイントをはじめ、内見までの流れと当日の流れ、必須の持ち物や持っていくと便利なアイテムについてご紹介しました。物件を確認せずに部屋を契約すると失敗してしまうことがあるため、内見をすることでWEB上には無い情報や実際の部屋の寸法、状態などを自分の目で確かめることが大切です。内見をする際には、コンセントやエアコンなどの「設備」、日当たりや周辺地域の「環境」、「その他」にも共用部分や搬入経路などの見るべきポイントを押さえておくようにしましょう。 お部屋探しの流れを詳しく知りたい方はこちら↓ お部屋探しの流れ お部屋を探すための手順をアパマンショップ京都がご紹介いたします!下見の際のポイントや失敗しないお部屋探しをするために必見です!
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2022.05.10 2025.07.30
賃貸物件探しにおすすめな時期は?最適なタイミングは2ヶ月前?
引っ越しをしようとお考えの方の中には、賃貸物件探しにおすすめな時期がいつなのか知りたいと考えている方もいるのではないでしょうか。本記事では、賃貸物件探しにおすすめな時期や、実際に探し始めるのに最適なタイミングについてご紹介していきます。 目次 1. 賃貸物件探しにおすすめの時期 2. 賃貸物件探しの時期を月別に分析 2-1. 1月~3月:繁忙期のため物件が多く動く 2-2. 4月~5月:少し落ち着く時期 2-3. 6月~8月:狙い目の閑散期 2-4. 9月~10月:2番目によく動く繁忙期 2-5. 11月~12月:繁忙期に向けて情報が増える時期 3. 閑散期に物件を探すデメリット 3-1. 物件の掲載数が少ない 3-2. すぐに入居できないこともある 4. 引っ越し予定日から逆算 物件探しは2ヶ月前がおすすめ 5. 引っ越し前に注意しておきたいこと 5-1. 賃貸の解約が決まったら告知をする 5-2. 物件探しの準備期間の長すぎは良くない 5-3. 二重払いにならないように注意 6. まとめ 7. 引越しおすすめ時期についてよくある質問 7-1. 引越しで最も費用が安い時期はいつですか? 7-2. 賃貸物件の選択肢が多い時期はいつですか? 7-3. 学生の引越しに適した時期はいつですか? 7-4. 転勤による引越しはいつ頃から準備すべきですか? 賃貸物件探しにおすすめの時期そもそも賃貸物件探しにおすすめの時期というものは存在するのでしょうか?おすすめの時期はご自分のライフスタイルや優先順位、引っ越し理由によって変わります。しかし、賃貸物件の市場は1年を通して活発に変動があるため、季節によっておすすめの時期が存在します。ご自分のケースにあったおすすめの時期に賃貸物件を探してみましょう。賃貸物件探しの時期を月別に分析賃貸物件探しは時期によって変わってくるものです。同じ条件の物件でも、進学や就職、転勤などといった理由から物件の動きが激しくなる繁忙期と引っ越しシーズンが去った閑散期では、契約費や引っ越し代など、トータルでかかる費用が変わることがあります。次から月別に分析していきますので、賃貸物件探しの参考にしてみてください。1月~3月:繁忙期のため物件が多く動く冒頭でも触れた通り、1年間で最も多く物件が動く時期が1月~3月で、この時期は引っ越し業者も不動産会社も忙しく、繁忙期とされています。物件が動くということは入居者が多いということですが、入居者が多い分、退去者も多いのがこの繁忙期です。退去者が多いということはその分、たくさんの賃貸物件の中から部屋探しをすることができるため、豊富な物件数の中から選択したいと考えている方にはおすすめの時期とも言えます。ただし、3月頃には良い物件が押さえられてしまっている傾向にあるため、1月や遅くとも2月には物件探しを始めることが大切です。特に2月頃になると、掲載されていた物件が翌日には埋まっているといったことも多く見受けられます。繁忙期の中でも、なるべく早めに動き始めるようにしましょう。4月~5月:少し落ち着く時期4月の中頃を過ぎると、進学や就職、転勤などの需要が大きく減少することから、業界としても落ち着いてきます。繁忙期に入居者が決まらなかった優良物件が残っていたり、ゴールデンウィークなどの連休を利用して引っ越しや内覧に行けたりと、比較的ゆったりと物件探しができるのがこの時期の特徴です。3月中に引っ越しする必要が無い方は、総額が安かったり、より丁寧な対応をしてもらえたりするこの時期を選ぶこともおすすめです。6月~8月:狙い目の閑散期6月~8月は、業界として閑散期を迎えます。この時期は不動産会社がキャンペーンを実施したりすることもあり、丁寧な対応も受けやすいお得な時期とも言えます。梅雨や猛暑という理由もあり、なかなか引っ越し需要が増えない時期であることから、引っ越し料金が繁忙期に比べて安かったり、家賃交渉がしやすかったりします。繁忙期に比べて物件数は多くないですが、よりお得に、より丁寧な対応を受けたいと言う方にはぴったりの時期でしょう。4月~5月と同様、ゆっくりと物件探しをしたい方にもおすすめです。9月~10月:2番目によく動く繁忙期転勤などによって引っ越しが増えるため、1年間で2番目に物件が良く動く時期です。物件数も増えることから、選択肢も多く、いろいろな物件から選択したいという方におすすめの時期と言えるでしょう。転勤以外にも、結婚式を挙げる方も多い傾向にあるため、ワンルームからカップル向け、ファミリー向け物件も増えてくるのが特徴です。ただし、閑散期に比べると業界として忙しいこともあり、費用が高くなる傾向があるため注意が必要です。11月~12月:繁忙期に向けて情報が増える時期1月からの繁忙期に向けて、新しい情報が増えてくる時期です。学生の合格発表や内定が決まり始めるのがこの時期であることから、需要も増加するため、業界として力を入れ始める時期になっています。1月に入ると繁忙期になるため、比較的安く、幅広い物件の中から探したい方はこの時期を狙うのがおすすめです。閑散期に物件を探すデメリット少しでも家賃を抑えたい場合や引っ越し料金を抑えたい場合には、6月~8月の閑散期を狙う人が多いのではないでしょうか。しかし、閑散期の物件探しならではのデメリットもありますので、以下で紹介するデメリットをしっかりと理解しておきましょう。物件の掲載数が少ない6月~8月の閑散期は引っ越しのオフシーズンであり、生活が大きく変動する季節ではないため、空き物件が出現する可能性が低く、賃貸サイトなどを見ても物件の掲載数は繁忙期と比較するとあまり多くないでしょう。希望に沿った物件がなかなか見つからないケースもあるため、閑散期に物件探しをする際は条件面である程度妥協が必要になるかもしれません。すぐに入居できないこともある前述の通り、閑散期には引っ越しする方が少ないため、仮に希望する物件が見つかったとしても引っ越し予定が1ヶ月後となっているため、すぐには入居できないというケースもあります。前の入居者が引っ越した後も、ハウスクリーニングや鍵交換にある程度の日数がかかってしまうため、すぐにでも引っ越したいという場合は入居できるタイミングを必ず把握しておきましょう。引っ越し予定日から逆算 物件探しは2ヶ月前がおすすめ月別で賃貸物件探しの時期傾向をお伝えしましたが、いずれの時期も共通して、物件探しは引っ越し予定日から逆算して2ヶ月前に始めるのがおすすめです。3月に引っ越しをしたいのであれば1月には物件探しを始めるようにしましょう。物件探しの条件を決めるまでにも時間がかかりますが、その他にも審査や手続き、準備全体に時間が必要になります。特に物件探しの前におさえておきたいのが物件探しの条件決めです。以下のような条件を事前に決めておくことで、物件探しがスムーズに進むでしょう。 部屋の間取り 立地 家賃 築年数 必要な設備 周辺環境条件を決めるときのポイントについては以下の記事でご紹介していますので、参考にしてみてください。失敗したくない方必見!賃貸物件の選び方と失敗しないポイントとは?引っ越し予定日の2ヶ月前が理想とお伝えしましたが、この期間が短くなればなるほど、理想の物件とのギャップが生じやすく、妥協してしまうこともあり、満足のできる引っ越しができなくなります。2ヶ月前までに物件探しの条件を決めて、隙間時間を活用して物件探しに慣れ始めておくのも良いでしょう。引っ越し前に注意しておきたいことここからは引っ越しの前に注意しておくべきことについてご紹介します。賃貸の解約が決まったら告知をする引っ越しの可能性がある日の2ヶ月前くらいには、退去する旨を不動産会社や大家さんに伝えておく必要があります。厳密には、契約書に記載されている解約通知日にあわせての解約通知が必要になるため、事前に契約書などを確認するようにしましょう。基本的には冒頭で触れた通り、1~2ヶ月前に通知が必要な物件が多く、直前~1ヶ月前ではほとんどの場合で間に合いません。解約の告知が遅れた場合は、違約金の支払いが発生することがあるので注意しましょう。物件探しの準備期間の長すぎは良くない物件探しはなるべく早めに始めることが理想であると伝えていましたが、早すぎるのも良くありません。準備期間が長くなりすぎると物件をおさえておく(キープする)こともできないため、結局物件が決まらないことになります。あくまで物件探しは2ヶ月前くらいから始めるのが理想であることを覚えておきましょう。物件探しの条件決めはそれまでにしておいても問題はありませんので、条件を決めてどのような物件があるのかを軽く見ておく程度にとどめておくことをおすすめします。二重払いにならないように注意賃貸契約が早くなりすぎると家賃の二重払いになってしまう可能性が高まりますので注意が必要です。入居日が家賃発生の起算日と同じであることが理想ですが、物件をおさえた日が起算日になってしまうことから二重払いとなることがあります。二重払いにならないための交渉自体は可能ですが、繁忙期はより通り辛い傾向にあるため、落ち着いている時期を狙うことがおすすめです。まとめ賃貸物件探しにおすすめな時期や、実際に探し始める最適なタイミングについてご紹介してきました。時期傾向をまとめると以下のようになります。 時期 業界傾向 詳細 1月~3月 繁忙期 豊富な物件数の中から選択したいと考えている方にはおすすめの時期 4月~5月 少し落ち着く 比較的ゆったりと物件探しができる 6月~8月 閑散期 キャンペーンを実施したり、丁寧な対応も受けやすかったりとお得な時期 9月~10月 2番目の繁忙期 選択肢も多く、いろいろな物件から選択したいという方におすすめ 11月~12月 繁忙期前の準備期間 比較的安く、幅広い物件の中から探したい方はこの時期を狙うのがおすすめ 同じ条件の賃貸物件でも、繁忙期と閑散期では必要になるトータル費用も変わってきますので、調整が可能な方は落ち着く時期を狙ってみてはいかがでしょうか。引越しおすすめ時期についてよくある質問引越しのおすすめ時期に関するよくある質問をご紹介します。引越しで最も費用が安い時期はいつですか? 引越し費用が最も安くなるのは6月~8月の閑散期です。この時期は引越し業界の閑散期にあたり、なかなか引っ越し需要が増えない時期であることから、引っ越し料金が繁忙期に比べて安い場合もあります。また、家賃交渉に応じてくれやすい時期でもあります。 繁忙期に比べて物件数は多くありませんが、よりお得に、より丁寧な対応を受けたい方にはぴったりの時期でしょう。賃貸物件の選択肢が多い時期はいつですか? 賃貸物件の選択肢が最も多いのは1月~3月の繁忙期です。新生活に向けて多くの物件が市場に出るため、希望条件に合う物件を見つけやすくなります。 ただし、この時期は借り手の需要が多くなるため物件契約までの競争が激しく、決断の早さが求められます。学生の引越しに適した時期はいつですか? 学生の引越しは2月中旬~3月中旬がおすすめです。大学の合格発表後に物件を探せるため、確実な住まい選びができます。 ただし、この時期は競争が激しいため、条件を絞って迅速に決断することが重要です。 ウインズリンクでは、大学合格発表前に気に入った物件を抑えることができる「合格発表前予約」を毎年12月頃から開催しています。 大学合格後に急いで物件を探さなくてよいので、快適に新生活を迎えたい方におすすめです。詳しくはこちらをチェック!転勤による引越しはいつ頃から準備すべきですか? 転勤による引越しは、内示を受けてから最低2ヶ月前には準備を開始しましょう。特に春の転勤シーズンでは、早めの物件探しと引越し業者の手配が必要です。会社の辞令が出る前に、ある程度の準備を進めておくと安心です。
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2022.01.24 2025.07.01
京都の賃貸物件 一人暮らしにおすすめのエリアをご紹介
京都で賃貸物件を借りようとお考えの方の中には、京都エリア内の位置関係がわからない方もいらっしゃるのではないでしょうか? 本記事では、京都で一人暮らしをする際におすすめのエリアをご紹介していきます。 目次 1. 京都エリアの位置関係 2. 京都の一人暮らしにおすすめのエリア 2-1. おすすめの京都エリア ①烏丸駅、烏丸御池駅 2-2. おすすめの京都エリア ②丸太町駅 2-3. おすすめの京都エリア ③西院駅 3. 京都の二人暮らしにおすすめのエリア 4. 京都市内での交通手段は? 5. 京都エリアは大阪へのアクセスも良好 6. 京都で暮らす際にチェックしておくべきこと 6-1. 交通の便 6-2. 周辺施設 6-3. 人通り まとめ 京都エリアの位置関係京都で賃貸物件を探す際に、はじめにおさえておきたいのが京都エリアの位置関係です。 京都市内は大きく分けると、洛中エリア、洛東エリア、洛西エリア、洛南エリア、洛北エリアと、5つのエリアに分かれます。 ただし、範囲が明確に分かれているというわけではなく、曖昧という点には注意しましょう。 洛中エリア 上京区、中京区、下京区、南区(一部) 洛東エリア 左京区、東山区、山科区 洛西エリア 右京区(京北を除く南部)、西京区 洛南エリア 九条通りより南側の伏見区、山科区及び宇治市の一部 洛北エリア 北大路通りより北側の鞍馬・貴船あたりまでイメージとしては上記のようになります。 賃貸物件探しの際に、ざっくりどのエリアに住みたいかを決めておくと、探しやすいかもしれません。京都の一人暮らしにおすすめのエリア大まかな位置関係についてはご確認いただけたかと思いますので、ここからは一人暮らしにおすすめの京都エリアについてご紹介していきます。おすすめの京都エリア ①烏丸駅、烏丸御池駅1つ目のおすすめ京都エリアは、洛中エリアに位置する烏丸駅、烏丸御池駅周辺エリアです。 烏丸駅周辺は、大型百貨店や各種店舗が多く立ち並び、観光スポットとしても有名なことから賑わっています。 また、烏丸御池駅周辺も、烏丸駅周辺へ徒歩圏内の好立地であることから、大変人気のエリアとなっています。 京都市内のどこへでもアクセスしやすいのが特徴ですが、大阪の梅田エリアにも約40分程度でアクセスが可能です。 京都市内と大阪の両方にアクセスがしやすく、利便性が高いためおすすめのエリアです。 所在地 京都府京都市中京区 周辺 路線 烏丸駅:阪急京都線 烏丸御池駅:地下鉄烏丸線、地下鉄東西線 主要駅までの時間 京都駅まで烏丸線で約5分 大阪梅田駅まで約40分おすすめの京都エリア ②丸太町駅2つ目のおすすめ京都エリアは丸太町駅周辺エリアで、こちらも洛中エリアに位置しています。 丸太町駅は烏丸御池駅から1駅のところにあるため、繁華街へのアクセスもしやすくなっております。 また、丸太町通りは路線バスの運行も多いため、電車やバスを使って京都市内の各所へ行きやすいです。 同志社大学のキャンパスにも近く、学生にも人気のエリアです。 京都らしさを堪能できる名所も多く点在しており、繁華街へのアクセスもしやすいため、京都で一人暮らしをする際の候補にぴったりです。 所在地 京都府京都市中京区 周辺 路線 丸太町駅:地下鉄烏丸線 主要駅までの時間 京都駅まで烏丸線で約7分 大阪梅田駅まで約50分おすすめの京都エリア ③西院駅3つ目のおすすめ京都エリアは西院駅周辺エリアです。 西院駅周辺エリアは、阪急京都線、嵐電嵐山本線が乗り入れています。先にご紹介した各エリアからのアクセスも良好で、烏丸駅から2駅、烏丸御池駅から3駅(乗り換え込み)、丸太町駅から4駅(乗り換え込み)です。 阪急西院(さいいん)駅は地下駅、嵐電西院(さい)駅は地上駅ですが、阪急西院駅の北改札口から出ると嵐電西院駅のホーム横に出るので、乗り換えも簡単です。 嵐電嵐山本線では嵐山駅へ、阪急京都線では大阪梅田駅まで乗り換えなしでアクセスが可能です。 中心地からは離れますが、大型の商業施設もあり、賑やかで利便性の高いエリアとなっております。 また、西院駅から徒歩15分程度のところに京都外国語大学があるため、学生にも人気のエリアです。 所在地 京都府京都市右京区 周辺 路線 西院駅:阪急京都線、嵐電嵐山本線 主要駅までの時間 京都駅まで乗り換え込みで約10分 大阪梅田駅まで約40分京都の二人暮らしにおすすめのエリア京都で二人暮らしをする方におすすめなエリアとしては、北山エリアや長岡京エリアが挙げられます。北山エリアは都心部からは少し離れますが、静かな住宅街でおしゃれスポットも多く、利便性が高いことから人気です。 地下鉄で京都駅まで約15分とアクセス良好なため、休みの日には近場でおしゃれに過ごすも良し、都心部へ出てショッピングを楽しむのも良いでしょう。 また、比較的家賃相場が安いエリアであることからも、二人暮らしにはおすすめであると言えます。 所在地 京都府京都市左京区 周辺 路線 北山駅:地下鉄烏丸線 主要駅までの時間 京都駅まで約15分長岡京エリアも、都心部からは離れた静かな住宅街となっています。ファミリー層も多く、自然あふれる地域ということから、静かに暮らしたい方におすすめです。 閑静な住宅街ではありますが、北山エリアと同じく京都駅へは約15分でアクセス可能と好立地です。 長岡京エリアは阪急長岡天神駅、JR長岡京駅が利用可能です。阪急長岡天神駅からは、大阪梅田駅まで約30分でアクセスできます。 京都市内や大阪方面に職場や学校がある方にも、アクセスしやすいおすすめのエリアです。 所在地 京都府長岡京市 周辺 路線 長岡京駅:JR京都線 長岡天神駅:阪急京都線 主要駅までの時間 京都駅まで約15分 大阪梅田駅まで約30分京都市内での交通手段は?京都市内は電車やバスといった公共交通機関が充実しています。 複数の路線が利用しやすいエリアに住むことで、職場や学校へのアクセスもしやすく、休日もお出かけが容易になります。 もちろん自転車も便利ですが、都心部に近いエリアの場合は駐輪場が用意されていなかったり、走行禁止区域があったりするため注意が必要です。京都エリアは大阪へのアクセスも良好京都には大阪とのアクセスが良好な地域がたくさんあり、本記事でもご紹介した烏丸や西院、長岡京もその中のひとつです。 その他にも桂エリアや伏見桃山エリアも大阪へのアクセスが良好です。 大阪へはJR線や阪急線、京阪線を使用することになるため、大阪に職場や学校がある方はこちらの沿線上で探してみるのもおすすめです。京都で暮らす際にチェックしておくべきこと交通の便京都市内は特に交通の便が良い地域です。 しかし、その反面交通情報について知っていないと迷ってしまうこともあります。 観光客が多い都心部では、バスが定刻通りに来ないことも多々あるため、通勤や通学ルートについては事前にチェックしておくことをおすすめします。 大阪や東京から京都エリアに引っ越してきた場合は、路線によっては電車の本数も比較的少ないため時刻表もあわせて確認しておきましょう。周辺施設京都市内の場合、ついつい名所ばかりに目が行きがちですが、周辺施設についても事前に確認しておきましょう。 例えば、スーパーやコンビニ、もしものときの病院など、なるべく徒歩や自転車で行ける範囲の物件を探しておくことをおすすめします。 京都市内の道は入り組んでいることから、車を所有していた場合に目的の場所に行き辛いこともあるため、徒歩圏内の周辺施設は把握しておきましょう。人通り京都市内は名所が多いことから賑わっていますが、神社仏閣といった文化財が多いため、昼と夜では街の景色や雰囲気ががらりと変化します。 気になる方は街灯や人通りも事前に確認しておくと良いでしょう。まとめ京都への引っ越しを検討中の方に向けて、一人暮らしにおすすめのエリアをご紹介してまいりました。 京都の都心部や大阪へのアクセス、両方を取ることも可能です。 今回ご紹介したエリア以外にもたくさんおすすめエリアはありますので、使用路線から探していくのも良いでしょう。
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2021.10.19 2025.07.01
初めての一人暮らし!成功させるためのポイントをご紹介
一人暮らしを考え始めた際に楽しみな半面、どのようにすれば失敗しないのかと不安な方も多いのではないでしょうか。本記事では、お金に関するポイントをはじめ、安心や安全、入居後の暮らしを成功させるためのポイントについてご紹介してまいります。 目次 1. 一人暮らしを成功させる「お金」に関するポイント 1-1. 家賃の目安 1-2. 住みたいエリアの家賃相場を知る 1-3. 初期費用はどれくらい必要なのか 1-4. 敷金は戻ってくる可能性がある 1-5. 貯金や自炊を習慣付けておくことがポイント 2. 一人暮らしを成功させる「お部屋」に関するポイント 2-1. 一人暮らしにおすすめな間取り 2-2. 広さ(平米)の目安 2-3. 家具や家電などのインテリア 3. 一人暮らしを成功させる「安心・安全」に関するポイント 3-1. 防犯対策 3-2. 冷暖房対策 3-3. 周辺環境 3-4. 害虫・カビ対策 まとめ 一人暮らしを成功させる「お金」に関するポイント一人暮らしをする上で最初に気になるのがお金に関することではないでしょうか。初期費用はいくらなのか、固定費用はいくらかかるのか、ここではお金に関する成功ポイントについてご紹介していきます。家賃の目安毎月かかる家賃の目安は、収入の20~30%程度が無理なく支払える範囲と言われています。手取り15万円であれば5万円程度、手取り20万円であれば6~7万円程度ですが、もちろん人それぞれライフスタイルによって異なります。生活費を抑えることができるのであれば、その分家賃を上げることも可能です。 関連記事 家賃の目安はどれくらいがベスト?収入や生活費から逆算して計算しよう! 一人暮らしの家賃の平均相場は?家賃の決め方も解説!住みたいエリアの家賃相場を知る住みたいエリアによって、同じ間取りでも数万円程、家賃相場は変わりますので、まずは自分が住みたいエリアの家賃相場を調べておくようにしましょう。都心や都心へのアクセスがしやすいエリア、人気のエリアは家賃相場が高くなりますが、そういったエリアから離れるほど家賃相場は下がっていきます。住みたいエリアでは少し予算を超えてしまうといった場合には、築年数や最寄り駅までの距離など、妥協できる条件を省いていくことで、少しずつ安く抑えられるようになります。事前に必要な設備、条件や優先度などを決めておくことが、予算内のお部屋を見つける可能性を高めるポイントです。賃貸マンションの家賃相場は、ウェブサイトなどから調べることが可能です。京都市の家賃相場を調べる初期費用はどれくらい必要なのかお部屋を借りるときには家賃だけを払えばいいという訳ではありません。以下のようなものを初期費用として、不動産会社へ支払う必要があります。 敷金 家賃の1~2ヶ月分程度、敷金ゼロもあります。 礼金 家賃の1~2ヶ月分程度、礼金ゼロもあります。 家賃関連(前家賃など) 翌月分の前家賃は1ヶ月分、ゼロのときもあります。 日割り家賃は管理費や共益費も含んで支払います。 仲介手数料 家賃の1ヶ月分程度、不動産会社へ支払います。 火災保険や鍵交換費用 火災保険料で2万円程度、鍵交換費用は1~2万円程度です。全て合計した初期費用は家賃の半年分程度と言われていますので、5万円の家賃のお部屋を借りる場合は30万円程度用意しておくのがポイントです。初めての一人暮らしとなると、その他にも家具や家電に20万円前後、引越し費用で6万円前後のお金も必要になりますので、計画的に貯蓄をしていきましょう。一人暮らしを始めるときに最低限揃えておきたい家具、家電や生活用品についてはこちらでまとめていますのでご参考ください。初めて一人暮らしする方必見!準備しておくべきことと必要な物リスト敷金は戻ってくる可能性がある敷金について簡単に言うと、契約中にオーナーが入居者から預かるお金で、家賃の不払いや未払いに対する担保や、入居中の不注意や故意的に発生した部屋の修理などに充てるお金です。トラブルが発生した際に充てるお金ということなので、何もなければ退去時に敷金として支払ったお金が戻ってきます。入居後はお部屋の設備や壁、床を傷つけたりしないように注意しておくようにしましょう。また、契約前に敷金・礼金以外に必要な費用が無いか確認しておくことも大事なポイントです。貯金や自炊を習慣付けておくことがポイント初期費用や月々の支払い以外にも、一人暮らしは何かとお金が必要になります。交際費や通院費など、もしものときにお金が無いといったことにならないように、貯金を習慣付けておくのは大切です。外食ばかりだと、食費だけでも数万円かかることもあります。自炊をできるようにしておくことで節約にもなり、また家事全般ができるようになっていることで安心して一人暮らしを始められます。一人暮らしを考え始めたら、こういったことも少しずつ覚えていきましょう。一人暮らしを成功させる「お部屋」に関するポイントお金の次に気になるのがお部屋のことではないでしょうか。こちらでは、お部屋に関する成功ポイントをご紹介していきます。一人暮らしにおすすめな間取り初めての一人暮らし、家賃と収入のバランスなども考えると1Kやワンルームがおすすめです。また、ゆったりと過ごしたい方や収入に余裕のある方は1DKや1LDK以上もおすすめです。それぞれの違いを簡単にまとめると以下の通りです。 ワンルーム キッチンと部屋が分かれていない間取り 1K キッチンと部屋がドアで仕切られている間取り 1DK ダイニングキッチン(DK)が独立してあり、広さが4.5畳以上~8畳未満の間取り 1LDK リビングダイニングキッチン(LDK)が部屋と別であり、広さが8畳以上の間取りぜひ、お部屋選びの参考にしてみてください。広さ(平米)の目安間取りだけではなく、広さについても調べておくことがポイントです。一人暮らしの場合、広さの目安としては25平米(㎡)くらいが目安と言われています。1Kで25平米だと、キッチンと別に部屋があり、部屋の広さは6~8畳程度になることが多いです。荷物が多くなければ十分、ベッドやデスク、小さめのテーブルは置くことができるでしょう。家具や家電などのインテリア一人暮らしでも特に楽しみなのが家具や家電といったインテリア関連ではないでしょうか。インテリアのポイントとしては、部屋の雰囲気をまとめるために色味を統一することが大切です。また、将来引っ越すこと、買い替えることも考えて中途半端なサイズの物は買わずに、必要なサイズで必要なものだけ買うようにしましょう。一人暮らしを成功させる「安心・安全」に関するポイント3つ目の成功ポイントは安心・安全に関することです。防犯対策まずはセキュリティ面から、2階以上やオートロックといった物件を探すことをおすすめします。その他にも、物件周辺の街灯や人通りも事前にチェックしておくようにしましょう。防犯面はあまり気にしないという方は、1階のお部屋やオートロック設備が付いていないお部屋を選ぶことで費用を抑えることも可能です。冷暖房対策日当たりが良いと冷房が、角部屋などであれば暖房が重宝されます。遮光カーテンを活用したり、窓の隙間をシールでふさいだりと、ランニングコストがかからない対策を事前に確認しておくのもポイントです。周辺環境通る道の街灯の有無や治安、施設の充実度など、周辺環境を確認しておくことも重要なポイントです。通勤や通学が便利だと、毎日が快適になります。会社の最寄り駅までの路線や本数、終電時間や代用となる別路線やバスなどの交通手段など、一人暮らしを成功させるためにも必ず調べておくようにしましょう。害虫・カビ対策害虫、カビ対策は引っ越し当日からしておくことをおすすめします。玄関やベランダといった、ドアや窓の周りには防虫剤や殺虫剤を置いておき、浴室にはカビ予防を行いましょう。シャワーの後には冷水をかけるといった、日頃のひと手間もカビ予防に繋がります。虫が出てきにくくなり、カビを防止することで退去時に敷金も戻ってきやすくなります。まとめはじめての一人暮らしを検討している方の参考になるように、「お金」「お部屋」「安心・安全」の3つに分けて、成功させるポイントをご紹介してまいりました。まずはお金とお部屋の重要なポイントをおさえて、お部屋探しなどの準備をしていき、お部屋が決定する前には安心・安全についても再度、目を通しておくと良いでしょう。
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