一人暮らしの場所選びとは?初めてなら必見の選び方のポイント

一人暮らしの場所選びとは?初めてなら必見の選び方のポイント

初めての一人暮らしでは場所選びをどのようなポイントに注意すれば良いのか気になる方もいるかと思います。
本記事では、一人暮らしの場所選びの軸となるポイントや知っておくと良いポイントについてご紹介してまいります。

どのような一人暮らしをイメージするかで変わる

一人暮らしにおすすめの場所は?と気になる方が多いかと思いますが、まずはじめに人それぞれで変わってくるということをお伝えしておきます。
場所選びと言っても、人それぞれで送りたい一人暮らしのイメージが変わってくるため、おのずと選ぶポイントも変わってくるのです。
例えば、アクセス面を気にしているのか、周辺施設の充実度を重視しているのかでも変わってきます。
アクセス面といっても、職場や学校への通勤・通学のアクセスなのか、休日を楽しむために都心部に近いということなのかでも変わります。
周辺施設は、スーパーやお惣菜屋がある方が良いのか、仕事や学校帰りに気軽に一人で入れる定食屋や居酒屋があると良いのかといった点でも違ってきます。
上記で挙げた違いはほんの一部にすぎません。
このような理由から、どこがおすすめとは一概には言えませんが、次章から場所選びの軸となるポイントや、知っておくと良いポイントについてご紹介していきます。ぜひご参考ください。

場所選びの軸となるポイント

場所選びの軸となるポイント

一人暮らしの場所選びを始める前に、まずは軸となるポイントについて押さえておきましょう。
軸となるのは、大きく分けて「費用」「アクセス」です。

家賃から考える場所探し

一人暮らしの場所探しで、軸となるポイントの1つ目は家賃です。
費用面を軸に考える方は多く、一人暮らしを始めてからも無理のない生活を送りやすくなるのが特徴です。
月々の生活費がどのくらい必要なのかを事前に把握しておかないと、いざ一人暮らしを始めても支払いが滞ってしまって住めなくなることも考えられます。
一般的に言われているのが、収入の20~30%程度が無理なく支払うことができる家賃の目安です。
仕送りをもらっている学生の場合は、仕送り金額と(アルバイトをする場合は)自分で稼げるアルバイトの収入を合わせて設定しましょう。
賃貸契約の際の敷金や礼金は、数ヶ月分と記載されているのを見たことがあるかと思います。
これらは家賃がベースになるため、家賃を抑えることは初期費用も抑えることに繋がります。

駅などのアクセス面から考える場所探し

一人暮らしの場所探しで軸となるもう1つのポイントはアクセス面です。
アクセス面を軸に考える方ももちろん多くいらっしゃいますが、似た軸となるポイントとして「●●に住みたい」というものがあります。
これは、憧れの街に住みたい、おしゃれな人やお店が多いから住んでみたいといったポイントを軸とした場所選びです。
それが絶対条件ということであれば、もちろん問題はありません。しかし、この場合人気エリアが挙がることが多く、家賃が高いため費用面で苦しくなったり、そもそも職場や学校へのアクセスが悪くて辛くなったりするといった意見もありますので、注意が必要です。
家賃帯や物価を基準としてエリアを選ぶことで、日々の負担軽減にもつながり、一人暮らしがしやすくなります。
アクセス面を軸とする場合に押さえておきたいのが、職場や学校など、ほぼ毎日行く地点への移動は1時間未満を目安にすることです。

知っておくと良い、場所選びのポイント

知っておくと良い、場所選びのポイント

一人暮らしを始めてからも日々過ごしやすくなるように、押さえておきたい場所選びのポイントについてご紹介していきます。

条件は事前に決めておく

イメージする生活によって、設備やアクセス面などの条件はさまざまです。
希望条件が多ければ多いほど必要な資金も高くなりますので、金銭面で余裕がないと、なかなかイメージ通りの生活を送ることはできません。
初期費用だけで考えるのではなく、暮らし始めてからの費用面やアクセス面といったことも考えておく必要があります。
条件を洗い出し、それぞれの条件に優先順位をつけるのがポイントです。
このように、事前に希望条件をまとめておくことで、場所選びと物件選びに活用できます。

アクセス面は乗り換え回数や本数による

毎日通う職場や学校の最寄り駅と、住む場所の駅同士が近いことに越したことはありませんが、費用をある程度抑えたい方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そういった方には、住みたいエリアの郊外や周辺の駅がおすすめです。
住みたいエリアの中でも、中心市街地を少し外すことで費用は抑えられますし、1駅ずらすことで家賃が下がることもあります。
しかし、費用を抑えることばかり考えてしまうと、そもそものアクセス面での条件が嚙み合わなくなることもあります。
その際のポイントとしては、目的地までの乗り換えの回数や、電車・バスの本数なども事前に調べておくことが大切です。

治安は口コミや実際に見て確認

治安を重視する方も多くいらっしゃいます。
最近では、治安についてウェブ上で調べることも可能で、事件事故発生マップから情報を取り入れる人もいます。
しかし、これらの情報を参考にする際は注意が必要です。
情報よりも実際の治安が悪いこともあれば、良いことだってあります。
治安の悪いエリアと言っても、全域に渡って悪いということはほとんどないでしょう。
不動産会社に聞いたり、実際にそのエリアに住んでいる知人がいれば聞いたりすることも大切です。
また、住みたい場所が近いのであれば、内覧などで実際に見て考えることもひとつのポイントです。
その際、明るい時間帯だけでなく、夜にも周辺環境をチェックしてみると良いでしょう。
昼には気づけなかったことでも、夜に見ると気づけることもありますので、参考にしてみてください。

災害マップの確認

日本は、地震や台風、大雨などの災害が起きやすいことから、災害関連について気になるという方もいらっしゃいます。
水害については、ハザードマップを確認することもポイントのひとつです。
災害時に浸水が予想される区域や避難場所、経路などの情報を確認することができます。
ただし、情報が最新のものか判断し辛い場合もありますので、治安情報と同じで、実際に確認できる場合は確認しに行くことをおすすめします。

郊外も選択肢に含めるべき?

費用面を最優先する方に特におすすめなのが、郊外を選択肢に入れることです。
郊外で暮らすメリットとしては、路線の端に近い駅であれば座ることができる点が挙げられます。乗車時間が長くても、ストレスをあまり感じず通勤・通学することができます。
目的地から遠くても乗り換えが少なければ、本を読んだり仮眠をとったりなど、乗車中の時間を有効に使うこともできます。
ただし、運行距離が長い路線の場合、終電は車庫がある駅までの運行となることが多いです。終着駅まで行かない場合もありますので、最終列車の時刻にご注意ください。
学生の場合は学校に近い人の家に溜まりがちなので、遠いという理由から友人の溜まり場になりにくいというのもメリットではないでしょうか。

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まとめ

はじめての一人暮らしで大切な、場所選びの参考になるように、軸となるポイントや知っておくと良いポイントについてご紹介してまいりました。
費用面とアクセス面どちらも大切ですが、それ以外にも場所選びのポイントとなることはたくさんあります。
それぞれが送りたい一人暮らしのイメージによって変わりますが、一人暮らしを始めてからも日々過ごしやすくなるように、本記事をぜひご参考ください。

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