賃貸物件の選び方と失敗しないためのポイントも解説!
賃貸物件探しにおいて、選び方がわからない、失敗しないコツを知りたいという方がいるかと思います。本記事…
2021/08/26
2021/07/22
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賃貸物件をこれから探す方の中には、初めて契約される方、転居するために久しぶりに契約される方がいらっしゃるのではないでしょうか。
物件探しから入居までの流れをご紹介していきますので、おさらいしていきましょう。
目次
それぞれの流れをご紹介する前に、賃貸契約のおおまかな流れについてご紹介します。
以上がおおまかな流れですが、早い方で1週間程度、ゆっくりと時間をかけて決めていきたいという方では3ヶ月程度かかることもあります。
所要期間には個人差がありますので、あくまで目安程度と捉えておきましょう。
不動産会社へ行く必要があるのは、物件紹介や内見、重要事項説明を受けるとき程度ですので、少ない方であれば2回で済みます。
物件探しに1~2週間とお伝えしましたが、住みたい物件の条件が決まっていないとスムーズに決まりませんので、事前にお部屋の条件を決めてみるようにしましょう。
また、これらの条件を不動産会社に問い合わせるときに伝えることで、おすすめ物件を提示してもらいやすくなります。
まずは住みたいエリアを決めることが大切です。
通勤・通学に必要な時間を考慮するために職場や学校の最寄り駅を確認して、その上で希望する沿線を決めていきます。
しかし、沿線や最寄り駅、徒歩何分なのかといった希望条件が多すぎると物件が少なくなったり、家賃が高くなったりするので優先順位を決めておきましょう。
駅から近い物件が良いのか、徒歩何分までなら許容できるのかなど、駅までが遠くても職場や学校に近い駅であれば、通勤・通学にかかる時間も同じくらいになることがあり、家賃も安くなるといったこともあります。
バスなどの利用も可能であれば候補は増えるので、より選択肢は広がります。
自分がどのような生活を送りたいかイメージしていき、周辺に関する条件を決めていきます。
例えば、帰宅が遅い時間になるため、遅くまで営業している飲食店やコンビニが近くにほしい、自炊メインの生活になるのでスーパーや商店街の近くがいいなど、生活に併せて条件を決めていきましょう。
お部屋の条件の中でも特に気になる間取り。
間取りの目安としては以下のようなイメージとなります
どれくらいの広さが必要かと言うと、1人暮らしで20平米以上、2人暮らしで30平米以上、3人以上となると40平米以上となります。
もちろん生活スタイルによって必要な広さや間取りも変わりますので、物件探しの際にどのような間取りが自分に合っているかも、考えながら見ていくと良いでしょう。
1Rとは、台所や玄関と部屋の区別がされていません。
対して1Kはこれらが区別されています。
大きな違いはこのように区別されているかどうかですが、広さも大きく変わります。
同じ6畳でも、区別されている1Kでは区切られた部屋が6畳ですが、1Rの場合は台所や玄関まで含んだ全ての面積で6畳となりますので、物件選びの際には注意が必要です。
よく言われているのが月収に対しての3分の1以下が、生活を圧迫しすぎない家賃ですが、支払い能力という観点から入居審査にも関わると言われています。
予算の中でお部屋を決めることになりますが、これまでで決めた条件ではマッチするお部屋が無いといった場合、築年数が古い建物も候補に入れてみると良いでしょう。
一般的に新築に近いほど家賃は高く、築年数が古いほど安くなる傾向にありますので、ご自身の条件、予算と合うお部屋が見つかりやすくなります。
物件選びの前段階である条件が決定したら、いよいよ物件探しです。
ここからは物件探しについてご紹介していきます。
賃貸情報サイトには多くの物件が登録されているため、ひとつひとつ見ていくと時間がかかります。
賃貸情報サイトの絞り込み検索機能で、あらかじめ決めておいた条件を使用して効率良く条件に合ったお部屋を探していきましょう。
エリアや予算、間取りなどの基本条件を設定することで、条件に合ったお部屋に絞り込まれます。
それでも物件が多い場合は、「築年数」「建物の構造」「設備」「ペット可」「ロフト付き」などといったこだわり条件も設定していくことで、よりマッチした検索結果からお部屋を探すことができます。
気になる物件が決まったら、問合せ・ご予約ボタンや電話から不動産会社に問合せていきます。
賃貸情報サイトを活用して物件を探す以外にも、物件探しの方法はあります。
物件探しの段階から不動産会社に問合せたり、直接訪問して物件を紹介してもらうといったことも可能です。
訪問する際には、事前予約をしたりや希望条件を決めておいたりすることで、スムーズに物件を紹介してもらうことができます。
新着物件や退去予定の物件などを紹介してもらえることもあります。
関連記事:失敗したくない方必見!賃貸物件の選び方と失敗しないポイントとは?
見たい物件が決まったら、不動産会社に問合せをして実際に物件を見に行く「内見」を行います。
賃貸情報サイトや物件資料では見れないところや感じられないところなど、実際に物件を見てイメージと合っているかを確認していきます。
エリアが決まっているのであれば、事前に複数の物件を伝えておくことで1日に複数件の内見も可能です。
入居の優先順は、基本的に内見をした方から審査を受けて、通過すれば入居できるといった流れになりますので、人気物件を内見する場合は入居申し込みに必要な書類をそろえておくこともおすすめです。
住みたい物件が確定したら申し込み、入居審査となり、全て通過すると契約となります。
こちらでは申し込みから契約までの流れについてご紹介していきます。
「入居申込書」に必要事項を記入、必要書類を添えて申し込みを行います。
記入する必要事項は以下の通りです。
基本的に必要書類は以下の通りですが、契約会社によって提出書類が変わることもありますので、事前に不動産会社から説明してもらうようにしましょう。
申込書の内容を判断材料として2日程度で入居審査が行われますが、長い場合は1週間程度を要することがあります。
入居審査の判断基準としては入居者と連帯保証人の支払い能力、勤続先や勤続年数、年収がよく見られます。
その他にも近隣住民とトラブルを起こす恐れは無いかといった点からも判断されます。
関連記事:賃貸契約の入居審査とは?落ちる理由や必要な種類についてご紹介
審査を通過すると宅地建物取引士による重要事項説明が行われます。
これは物件の仕様や契約内容の詳細について説明を行い、契約者が合意した上で重要事項説明書にサインと押印をすることで完了となります。
契約内容や物件の仕様など、入居後や退去時のトラブルに繋がりかねないことですので、内容を良く理解していくようにしましょう。
重要事項説明が完了したら契約手続きに移ります。
契約時に必要なものや書類については以下の通りです。
申込書と同じで不動産会社によって変わることがありますので事前に確認しておくようにしましょう。
関連記事:一人暮らしまでに準備することと必要なものリストを紹介
物件探しから入居までの流れと、それに伴う必要書類などについてご紹介してまいりました。
頻繁に引越しすることはあまりないかと思いますので、一連の流れは都度こちらの記事でチェックしながら進めていくことで、漏れも無くスムーズに引越しすることができますので、ぜひ参考にしてみてください。
また、引越し後には住民票などの役所関連、水道・ガス・電気といったライフライン、引越し業者の手配などといった手続きがあります。
これらの手続きも忘れないようにして、新生活を迎えましょう。